少しでも高く売却したい!土地を高く売るポイントをご紹介!
土地を売るなら、少しでも高く売りたいと考えるものではないでしょうか。不動産の売却は一生に何度も経験することではないため、なかなか知識がないかもしれません。この記事では土地を高く売るためのポイントを解説しています。知らずに売ってしまって後悔することのないよう、これから土地の売却を検討している人はぜひ参考にしてください。
土地を高く売るポイント
少しでも土地を高く売りたいなら、必ず知っておきたいポイントを8つ紹介します。
いきなり更地にしない
売りたい土地に建物がある場合、いきなり更地にしない方がよい場合があります。建物の解体費用がかかったり、固定資産税が高くなったりするというデメリットがあるからです。
更地の購入は資金計画が難しいため、なかなか買主が見つからない可能性もあります。いきなり更地にする前に、不動産会社に売買戦略を相談してみるのがよいでしょう。
隣との境界を明確にする
隣との境界線が明確でない土地は、トラブルの原因となりやすいため、なかなか売れません。土地を高く売るためには、土地の面積と境界を明確にする「確定測量」を行っていることが重要です。査定を受ける前に確定測量が済んでいることが望ましいです。
書類をすべて取りそろえる
土地を売却するには、権利証から確定測量図、登記簿謄本や固定資産税納付通知書、その土地を購入した際の売買契約書や重要事項説明書に至るまでさまざまな書類が必要となります。紛失していると売却できなくなってしまうものもあるため、必要書類がすべてそろっているか確認しましょう。
自分で売却相場を調べる
不動産会社に査定を依頼する前に、自分でもある程度の相場を把握しておくことが大切です。実勢価格、工事価格・基準地価、固定資産税評価額を参考に、大まかな相場を調べてみましょう。不適切な仲介業者を見極められる知識が身につきます。
相続した土地は登記をしておく
相続した土地を売却したい場合は、必ず相続登記をする必要があります。この際、単独名義で相続登記を行っておくと売却がスムーズに進みます。
複数社から査定を受ける
不動産会社によって査定額に数百万円単位の差が出ることもあるため、複数の不動産会社から査定を受けることをおすすめします。同時に複数社に査定を依頼できる「不動産一括査定サイト」を利用すると便利です。
売りたい土地のエリアに強い会社を選ぶ
土地を高く売るためには、不動産会社選びが重要です。不動産会社の得意なエリアや分野を見極め、適切な会社を選びましょう。また、売却を一緒に進めるうえで担当者との相性も重要です。ストレスなくスムーズに進められるよう、不動産会社と担当者はしっかり見極めましょう。
土地の見た目を整える
土地の購入を検討している買主は、購入を決める前に実際の土地を必ず見学しに来ます。雑草やゴミが散乱していることのないよう、きれいに整えておきましょう。購入を検討している人に好印象をもってもらえるよう、土地の見た目はできるだけわかりやすく、きれいに整えておくのが望ましいです。
土地売却までの流れ
実際に土地を売却するまでの流れを解説します。まずは必要となる書類を揃えます。次に土地の境界線を確認し、確定したら不動産会社に査定を依頼します。査定を受けた複数の不動産会社の中から、売却のサポートを依頼する会社を選び、媒介契約を結びます。
その後、測量が改めて必要な場合は測量を実施し、売り出し価格を決定します。売り出し価格が決まったら、ついに土地を売り出していきます。買い手が見つかり、売買契約の条件が決定したら、不動産会社に売買契約書を作成してもらいます。
契約を締結し買主から代金を支払ってもらったら、引渡しを行います。法務局で登記変更を済ませれば晴れて完了となります。全体にかかる期間は3~4か月程度です。売りたい時期が決まっている場合は、逆算して動けるように準備しておきましょう。
土地を売る際の費用
土地の売却を行う際には、さまざまな費用がかかります。たとえば、建物解体費用、測量費用、仲介手数料、印紙税、登録免許税、譲与所得税といった費用が必要です。
売却前に費用の目安を把握して、資金計画を立てておくようにしましょう。土地の売買でかかる税金は大きな額になるため、控除や特例を利用することもできます。当てはまる条件があるかどうか確認しておくこともおすすめです。
土地を売却する場合の流れや土地を高く売るポイントについて解説しました。初めて経験する場合は、そろえなければいけない書類も多岐にわたり、専門用語も多いため難しく感じるかもしれませんが、信頼できる不動産会社を見極めて、サポートを依頼しましょう。
スムーズに売却を進められるよう、自分でも事前に売却の流れや相場を把握しておくことも重要です。これから土地を売ろうと考えている人は、少しでも高く、後悔のない売却ができるよう、ぜひ積極的に情報収集をしてみてください。